非日常の羽田南風運用

 海保機(JA722A)とJL516(JA13XJ)の衝突事故による、羽田空港南風運用の臨時運用。


練馬区の交通の要衝である谷原交差点から北向き。 
左中は羽田空港A滑走路進入機。 右中はC滑走路進入機。

快晴時にこのように航空機が並ぶことはありません。
C滑走路の表示器故障により、RNP(GNSS)が使用できなくなったことにより、ILS(計器着陸装置)での進入に限定されています。 本来のILSは悪天時のみの運用のため、雲の隙間の晴れ間でしか、進入機を見ることはできず、わたしもこれまで一度のみ。

RNP(GNSS)では5000ftからの滑走路進入と降下ですが、ILSは3000ftからの降下となります。

このブログの最初の記事にある画像が、その「RNP(GNSS) RWY16R」での5000ftから降下中のところ。


RUGBY(IF)と呼ばれる地点へ進入しているところ。 ここでの左旋回が終わるとA滑走路と正対し、つぎの地点のRONIE (FAF)から降下開始します。 この時点で高度は3000ftで埼玉県和光市上空です。 (JL1:San Francisco)


70-200mm F4Lで撮影してますので、機体が小さく。(JL1:San Francisco)


RNP(GNSS) RWY16Rでの、ROWAN(IF)地点です。 約2000ft近づきますので、RNP時より被写体が大きくなります。(JL1:San Francisco)

谷原交差点から南南東方向。 A滑走路進入は方位157度。 (JL1:San Francisco)


この先に羽田空港。 太陽が見通し距離の範囲外に出てしまったため、夕焼けでの撮影はこれが限界。 400~500mmの望遠レンズであれば、もう少しよい画角が望めたのかも。(JL1:San Francisco)


羽田空港_南風運用の平行進入(Parallel ILS Approach)。 機体が見つけづらいと思います。

左が16L(C滑走路)、右が16R(A滑走路)。 しばらくの間、目視ができます。


JL1の前に撮影のDELTA機
16-right進入では、着陸後に第3ターミナルへの地上走行は短い距離で行えます。 北風運用のとき、34-rightへの進入が基本のため、地上走行中にA滑走路(34-left)の横断が発生します。 衝突事故の原因は現在のところ未確定ですが、管制側も暫定対策であるのか、A滑走路(34-left)への振替も行われていました。

「新」南風運用は陸地上空の運用のため、騒音の件でも賛否あるようですが、15:00~18:0あたりは北米路線の進入が多いので、一利ありの運用かと思います。


ブログ作成しているこの時間は、北風運用へ戻っています。

以上、本日の「非日常」の記録でした。

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